韓国で施術・手術を受けたあとの回復期間の目安|ダウンタイムと帰国の飛行機はいつから?
By KMedTrip editorial · Updated · Written with AI assistance · Reviewed by KMedTrip native-speaker review team
この記事は一般的な情報であり、医療上の助言ではありません。KMedTripは、韓国政府に登録された外国人患者誘致業者が運営しています。特定の病院・クリニックの推薦や順位付けはせず、病院から報酬も受け取りません。
どれくらい回復に時間がかかるか、いつ飛行機に乗ってよいかは、あなたを担当する医師・歯科医師が決めます。 この記事の数字は、公的な資料にもとづく大まかな目安です。韓国での滞在日数を考えるためのもので、あなた自身の回復を約束するものではありません。
日本から韓国は近く、週末や2泊3日で行く人も多くいます。ただ、フライトが短いことと、体が回復していることは別の話です。予定を立てる前に、この記事で目安を知っておきましょう。
ポイント
- 回復の早さは、施術の種類・方法・体調・体質で変わります。目安に幅があるのはそのためです。
- 切らない肌の施術の多くは、ダウンタイム(ふだんどおりに見えて過ごせるまでの期間)が数時間〜2週間ほどです。強い施術はもっと長くかかります。
- インプラントは骨がなじむのに数か月かかるため、ふつうは2回以上の渡航が必要です。
- 公的な資料では、手術のあと、手術の種類によって約5〜10日以上は飛行機に乗らないよう目安が示されています(NHS・CDC、2026年10月閲覧)。
- 英国政府は、全身麻酔(完全に眠らせる麻酔)の手術のあとは、少なくとも10日はその国にとどまる計画をすすめています(Travel Aware、2026年10月閲覧)。
- 日本まで2〜3時間のフライトでも、医師の許可が出るまで帰国便に乗らないのが基本です。予備日をとっておきましょう。
回復の早さが人によってちがう理由

図1. 回復にかかる時間を変えるものと、回復の段階。要因:①施術の種類と範囲。②麻酔。③体の状態。④肌のタイプと日焼け。⑤アフターケア。段階:⑥歩けるようになる。⑦飛行機に乗れるようになる。⑧最終的な仕上がり。
「同じ」施術でも、回復の早さは人によってちがいます。よくある理由は次のとおりです。
- 施術の種類と範囲。 1か所の小さな施術と、いくつか組み合わせた大きな施術はちがいます。
- 麻酔。 主に3種類あり、回復のしかたがちがいます。
- 局所麻酔:体の一部だけ感覚をなくす。意識はある。
- 鎮静:眠くなってリラックスする。
- 全身麻酔:完全に眠った状態になる。
- 体の状態。 年齢、喫煙、糖尿病、血圧、飲んでいる薬、過去の手術などが、傷の治りに影響します。
- 肌のタイプと日焼け(肌の施術の場合)。
- アフターケア(施術のあとに自分で行うケア)。安静、傷のケア、圧迫着(体をしめつけて支える服)、紫外線対策など、指示を守ることが大切です(食事は術後の食事の記事を参照)。
「回復」には段階もあります。
- 歩けるようになる – 施術のすぐあとのことも多いです。
- 飛行機に乗れるようになる – ふつうはもっとあとです。
- 最終的な仕上がり – 腫れが完全に引くまで、数週間〜数か月かかることがあります。
肌の施術

図2. 肌の施術のダウンタイムの目安(棒の長さは比較用のイメージです)。①注入治療:腫れや内出血はふつう数日で引き、効果が出そろうまで2〜3週間かかることがある。②軽いピーリング・弱いレーザー:数時間〜数日。③中程度〜深いピーリング・強いレーザー:1〜数週間。かさぶたは約7〜10日。
切らない肌の施術は、ダウンタイムが短いことが多いものの、施術によって差があります。
| 施術の種類 | ダウンタイムの目安 | 出典(2026年10月閲覧) |
|---|
| 注入治療(ボツリヌストキシン、ヒアルロン酸などのフィラー) | 腫れや内出血は、ふつう数日で引きます。ボツリヌストキシンは効き始めるまで数日、効果が出そろうまで2〜3週間かかることがあります。 | NHS |
| 軽いピーリング | 数時間〜数日。赤みや皮むけが3〜7日続くことがあります。 | Cleveland Clinic |
| 中程度のピーリング | かさぶたが7〜14日ほど。 | Cleveland Clinic |
| 深いピーリング | 14〜21日ほど。そのあとも長く紫外線対策が必要です。 | Cleveland Clinic |
| レーザーリサーフェシング(皮膚の層をけずる・温めるレーザー) | かさぶたは約7〜10日。完全に治るまで最大12週間ほどかかることがあります。 | NHS Tayside |
用語の説明:
- 注入治療: 針で薬剤を入れる施術。ボツリヌストキシン(筋肉をゆるめる注射)や、フィラー(皮膚の下に入れるジェル)など。
- ピーリング: 薬剤をぬって、皮膚の表面の層をとりのぞく施術。
- レーザーリサーフェシング: レーザーで皮膚の層をとりのぞいたり、温めたりする施術。
注入治療のあとは、しばらくのあいだ、その部分をこすること、激しい運動、サウナ、強い日差しを避けるよう言われることがあります。レーザーリサーフェシングのあとは、数週間は直射日光を避けるよう案内されています。
旅の計画で気をつけること:
- 強い施術を、滞在の最終日近くに入れない。
- 日差しから肌を守る(帽子、日傘、医師が許可した日焼け止め)。
- 帰りの飛行機で、赤みが目立つかもしれないと考えておく。
歯科治療

図3. 歯科治療は段階に分けて計画することが多い。①詰め物・クリーニング・ホワイトニング:ダウンタイムはほぼなし。②抜歯:歯ぐきは1〜2週間で治る。③インプラント:新しい歯をつけるまで少なくとも3か月。④インプラントは2回以上の渡航になることが多い。
歯科治療は、段階に分けて計画することが多いです。
| 治療 | 治るまでの目安 |
|---|
| かんたんな詰め物、クリーニング、ホワイトニング | ダウンタイムはほとんどない |
| 抜歯 | 歯ぐきはふつう1〜2週間で治ります。下の骨が形を整えるには数か月かかります。 |
| インプラント(あごの骨に入れて新しい歯を支える金属の土台) | 歯をつけられるまで、ふつう少なくとも3か月。骨を足す治療(骨移植)が必要なら、さらに4〜6か月ほど長くなります(Guy’s and St Thomas’ NHS、2026年10月閲覧)。 |
そのため、海外でのインプラント治療は2回以上の渡航になることが多いです(費用の考え方はインプラント費用の記事を参照)。
- 1回目: インプラントを入れる。
- 数か月後の2回目: 最終的なかぶせ物(歯の形のキャップ)やブリッジ(インプラントに固定する人工の歯)をつける。
日本からは近いので、2回の渡航も計画しやすいでしょう。それでも、航空券を取る前に、歯科医師から治療スケジュールを書面でもらいましょう。
手術(一般的な目安だけ)

図4. 手術のあと飛行機に乗らない期間についての公的な目安。①NHS:胸の手術・脂肪吸引は約5〜7日。②NHS:顔の美容手術・腹部の手術(タミータック)は7〜10日。③CDC:胸部・腹部の手術は10日。④英国政府:全身麻酔のあとは少なくとも10日その国にとどまる。
手術の場合は、次の2つを分けて考えましょう。
- いつ安全に飛行機に乗れるか
- いつふだんどおりに過ごせるか
手術のあとの飛行機
飛行機での移動と手術は、どちらも血栓(血管をふさぐことがある血のかたまり)のリスクを高めます。公的な目安は次のとおりです。
| 出典(2026年10月閲覧) | 手術 | 飛行機に乗らない期間の目安 |
|---|
| NHS | 胸の手術、脂肪吸引(吸引で脂肪をとる手術) | 5〜7日 |
| NHS | 顔の美容手術、腹部の手術(タミータック) | 7〜10日 |
| CDC | 胸部・腹部(おなか)の手術 | 10日 |
| 英国政府(Travel Aware) | 全身麻酔をともなう手術 | 少なくとも10日はその国にとどまる |
日本までのフライトは短いけれど: 日本と韓国のあいだは2〜3時間ほどのフライトです。ただし、上の目安は「フライトが短ければ早く乗ってよい」という意味ではありません。いつ乗ってよいかは、あなたの手術と体の状態を見て医師が決めます。
ふだんどおりに過ごせるまで
- 内出血や腫れは、引くまで数週間かかることが多いです。腫れが数か月残ることもあります。
- 抜糸が必要な場合、1〜2週間以内のことが多いです。
- 圧迫着、ドレーン(体にたまる液を出す細い管)、診察、シャワー・運動・仕事に戻る時期は、担当の医師から説明があります。
NHSは、手術のあとは休むこと、お酒・日光浴・観光・水泳を避けることをすすめています(NHS、2026年10月閲覧)。手術のあとの滞在は休暇ではありません。
滞在日数のルール
日本のパスポートを持つ人は、観光などの短期滞在なら、ビザなしで90日以内韓国に滞在できます(外務省 海外安全ホームページ、駐名古屋韓国総領事館、2026年10月閲覧)。K-ETA(電子渡航認証)は2026年12月31日まで一時免除です(駐日韓国大使館、2026年10月閲覧)。回復が長引いても、ビザなしで滞在できる日数が足りなくなることは少ないでしょう。ただし、ビザ免除の目的として公式に書かれているのは観光・商用などで、「治療」とははっきり書かれていません。書かれていないことだけで禁止とはいえず、Medical Koreaはビザなし入国を治療で来る方法の一つとして紹介していますが、自分の治療計画にあてはまるかは個別の確認が必要です(2026年10月確認)。治療目的で長く滞在する場合は、医療観光ビザ(C-3-3)について大使館・総領事館に確認しましょう(医療ビザ(C-3-3)の記事を参照)。
日本に帰る飛行機はいつ?

図5. 帰国の飛行機に乗る前の7つのチェック。①飛行機に乗ってよいことを書面で確認。②最後の診察のあとに便を予約。③予備日をとる。④必要なら航空会社に伝える。⑤機内での過ごし方は医師の指示に従う。⑥診療記録をもらう。⑦連絡先を知っておく。
帰国便を決めるときの実用的なルールです。
- 飛行機に乗ってよいか、医師に書面で確認してもらう。 確認できるまでは、変更できない航空券を買わないようにしましょう。
- 診察の予定に合わせる。 最後の診察や抜糸がいつかを聞き、そのあとの便を予約します。
- 予備日をとる。 数泊の余裕があれば、直前の高額な便変更を避けられます。日本行きは便が多いので、変更しやすいこともあります。
- 必要なら航空会社に伝える。 航空会社は、乗客が安全に飛べるかを知る必要があります。最近の手術について聞かれることもあります。
- 機内での過ごし方は医師の指示に従う。 体を動かす、水を飲む、着圧ソックスが必要かなどです。
- 診療記録をもらう。 帰る前に、画像や薬のリストをふくむ診療記録のコピーをもらいます。できれば日本語か英語でもらいましょう。
- 連絡先を知っておく。 帰国後に問題があったらどうするか、クリニックに聞きます。日本の医師とも、帰国後のケアについて相談しておきましょう。
滞在日数をかんたんに決める方法:
| 手順 | すること |
|---|
| 1 | クリニックに、最後の診察日を聞く。 |
| 2 | 上の目安を見て、医師にあなたの場合の日にちを聞く。 |
| 3 | 2つの日にちの遅いほうを選ぶ。 |
| 4 | 予備日を数日足す。 |
| 5 | 変更できる航空券を予約する。 |
よくある質問
美容整形のあと、どれくらいで飛行機に乗れますか?
公的な目安では、手術の種類によって約5〜10日以上です(NHS・CDC、2026年10月閲覧)。あなたの日にちは担当の医師が決めます。
日本までのフライトは短いので、早く帰ってもいいですか?
フライトが短くても、乗ってよい時期を決めるのは医師です。飛行時間が短いからといって、目安の日数が短くなるわけではありません。予備日をとりましょう。
全身麻酔のあと、韓国にどれくらい滞在すべきですか?
英国政府は、手術のあと少なくとも10日はその国にとどまる計画をすすめています(Travel Aware、2026年10月閲覧)。
週末(2泊3日)の旅でも大丈夫ですか?
軽い肌の施術なら、医師が問題ないと判断すれば可能なこともあります。手術には短すぎることがほとんどです。強い施術を最終日近くに入れないようにしましょう(日程例の記事を参照)。
インプラントはなぜ2回の渡航が必要なのですか?
インプラントが骨になじむまで、ふつう少なくとも3か月かかり、そのあとで新しい歯をつけるからです(Guy’s and St Thomas’ NHS、2026年10月閲覧)。
帰国するとき、ふだんどおりの見た目に戻っていますか?
そうとは限りません。腫れや赤みは数週間〜数か月続くことがあります。そのつもりで計画し、日差しから肌を守りましょう。
出典
- NHS, Cosmetic surgery abroad – https://www.nhs.uk/tests-and-treatments/cosmetic-procedures/advice/cosmetic-surgery-abroad/(確認日:2026年10月)
- NHS, Dermal fillers – https://www.nhs.uk/conditions/cosmetic-procedures/dermal-fillers/(確認日:2026年10月)
- NHS, Botulinum toxin injections – https://www.nhs.uk/conditions/cosmetic-procedures/non-surgical-cosmetic-procedures/botox-injections/(確認日:2026年10月)
- Cleveland Clinic, Chemical peels – https://my.clevelandclinic.org/health/treatments/11010-chemical-peels(確認日:2026年10月)
- NHS Tayside, Laser resurfacing patient information leaflet – https://www.nhstaysidecdn.scot.nhs.uk/NHSTaysideWeb/idcplg?IdcService=GET_SECURE_FILE&dDocName=PROD_361848&Rendition=web&RevisionSelectionMethod=LatestReleased&noSaveAs=1(確認日:2026年10月)
- Guy’s and St Thomas’ NHS Foundation Trust, Having a dental implant – https://www.guysandstthomas.nhs.uk/health-information/dental-implants/having-dental-implant(確認日:2026年10月)
- UK Government Travel Aware, Surgery abroad: cut out the risk – https://travelaware.campaign.gov.uk/surgery-abroad-cut-out-the-risk/(確認日:2026年10月)
- CDC Yellow Book, Medical tourism – https://www.cdc.gov/yellow-book/hcp/health-care-abroad/medical-tourism.html(確認日:2026年10月)
- NaTHNaC TravelHealthPro, Medical tourism (travelling for treatment) – https://travelhealthpro.org.uk/factsheet/59/medical-tourism-travelling-for-treatment(確認日:2026年10月)
- 駐日本国大韓民国大使館、K-ETA一時免除期間の延長のご案内(2025.12.24) – https://overseas.mofa.go.kr/jp-ja/brd/m_1106/view.do?seq=758592(確認日:2026年10月)
- 外務省 海外安全ホームページ、韓国 安全対策基礎データ – https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_003.html(確認日:2026年10月)
- 駐名古屋大韓民国総領事館、日本・台湾・マカオの常時無査証入国への転換のご案内 – https://overseas.mofa.go.kr/jp-nagoya-ja/brd/m_152/view.do?seq=760952&page=1(確認日:2026年10月)
- Medical Korea, Medical Visa(KHIDI) – https://www.medicalkorea.or.kr/en/medicalvisa(確認日:2026年10月)
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